拘束具いつまで僕を拘束するの。 いつまで、君は抱きしめているの? いつまでも、離されることのない拘束具。 厳しく、絞められていく。 血があふれ、ナミダを流し、許しを乞う。 「ごめんなさい」 それでも、君は許してくれない。 拘束された、革の手錠が・・・さらにきつく僕を喰らい込む。 もう、何年もそんな関係なんだね。 もう、君と別れたというのに。 君は、見えない場所から僕の拘束具の紐を引っ張る。 いたいんだろうか。 たまに、君を思い出すと。痛いような快感。 甘い、快感が僕の背中を襲う。 ぞくっ・・・そして、ぐっとまた革の手錠が喰らいこむ。 僕の、胸に。 僕の、足首に。 僕の、手首に。 そして、僕のココロに。 また僕のココロに、君の声が聞こえる。 「貴方が悪いわけじゃないのよ。ただワタシが悪いと想うだけ」 意味がわからないコトバをつぶやいて。 また、君は悪魔の笑顔で紐を引っ張る。 あぁ・・・・また1つ僕のココロが泣いている。血をながしている。 でも、なぜなんだろう。 嬉しいんだ・・・拘束具をつけられていることが。 君が、まだ僕を愛している証拠な気がして・・・。 君と、僕の愛のかたち・・・。 それが、この拘束具 ジャンル別一覧
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